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今話題の『羽田市場』 人気の理由はここにあった

公開日: : 最終更新日:2016/11/15 全国のご当地ならではの魚介類, 魚にまつわるNEWS


「羽田市場」をご存知でしょうか? 羽田というのは「羽田空港」のことで、市場はすなわち「魚介類」や「野菜」などを集荷し、出荷する場所です。 そのなかでも、「羽田市場」は”全国の鮮度の良い魚介類に限定”した「魚市場」なのです。 羽田市場が今、頻繁にメディアで取り上げられています。 ここまで、「羽田市場」が注目され、メディアが取り上げる理由は一体何なんでしょう?

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羽田市場とは

羽田市場は、CSN地方創生ネットワーク株式会社が運営する、飲食店、小売店向けのオンラインマーケットです。

羽田市場で取り扱うのは、漁師直結の新鮮な魚介類。産地と直接やりとりをすることで、「いつ」「どこで」「だれが」「どのような漁法で」獲ったかまで把握でき、新鮮さだけでなく完璧なトレーサビリティのお届けまでもが可能となりました。

また、これまでの鮮魚流通に比べ、時間だけでなく中間マージンも大幅にカット。それにより、第一次生産者である漁師の収入を上げるという地方創生にも貢献しています。

全国から羽田へと“超速”で届いた魚介類は、空港内にある「羽田鮮魚センター」にて仕分け・加工され、お店へ配送されます。

この鮮魚センターの立地も羽田市場の大きな利点。空港内にあることで、荷物の到着から仕分けまでの時間も短縮でき、圧倒的な鮮度を維持したままのお届けが可能となりました。

引用元 : 羽田市場

 

「羽田市場」運営しているのは CSN地方創生ネットワーク株式会社  です。

各メディアにも出演されている 野本良平 氏 が代表を勤めています。

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参考:CSN地方創生ネットワーク株式会社

野本さんの想い

グローバル化、少子高齢化、都市型産業への移行など、さまざまな要因によって地方経済の疲弊が叫ばれています。地方経済は第一次産業(農林水産業)・第二次産業(製造業)への依存度が高いため、特に農業、漁業の衰退は大きな問題となっています。
農業、漁業における高齢化、担い手不足といった生産者の問題、また、価格決定権がないことによる低収入や、漁業においては資源管理無視の競争政策が漁獲量の激減を招くなど、制度的・構造的な問題も多く抱えているのです。
しかし、大都市への人口集中が加速するなかで、その巨大消費の生産を地方が担っているにもかかわらず、生産者の所得は安定せず、成長産業に向けた構造改革も進んでいないのが現状です。
生産者がやる気と自信を持って、その価値に見合った収益を得られる新たな事業モデルを構築し、我々プロフェッショナルが迅速に、各地に眠る宝の素材を単なる「モノ」から「コト」へと変えていく――これこそが地方創生につながると私たちは考えます。
真の「地方創生」実現のため、今までにない生産者と消費地をつなぐネットワークの構築、および6次産業化ビジネスモデルの開発により、圧倒的な付加価値の高さを誇る商品を消費地にて流通させることで、農業、漁業従事者の所得向上、持続的な発展を確実に実現してまいります。

参考 : CSN地方創生ネットワーク株式会社

 

野本さんの詳しくはこちら

【野本 良平】羽田空港の中に市場を作り出したスゴい人!

開業して2年で年商26億円、CSN地方創生ネットワーク野本良平さん

羽田市場と普通の市場の違い

まず鮮魚流通の基本は、皆さんがご承知のように

漁場で獲れた魚介類は、漁師さんから市場、市場から鮮魚店や飲食店、

そしてわれわれ消費者へ商品になって渡ってきます。

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地方から中央のお店に商品として出回るまでには、

現在の流通では最低でも2日以上の時間が必要となっています。

「その日に獲れた魚」をその日のうちに

これに対し、「羽田市場」では、当日(前日)に獲れた鮮魚介類を

産地から空輸により羽田市場に届けます。

そして、その日のうちに、小売店、飲食店に届けられます。

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鮮魚介類を空輸で届けるという運送方法はこれまでにもありましたが、

あくまで、漁師さんからではなく、地方の市場や、その仲卸業がおこなっていました。

その送り先は、中央や地方の市場で、そこからは、従来の流通となるため、

漁師さんから消費者に届くまでには2~3日はかかっていました。

鮮度の良い、その日に獲れた魚介類の入手やそれを食べることは現地を

訪れるしかなかったように思います。

羽田市場は、流通の拠点である空港内に拠点を構えることにより

「地方市場」「中央市場」「仲卸し」「運搬」の機能を

全て兼ね備えることができたわけです。

これにより、

漁港に近い場所であれば、可能であった新鮮な魚介類の入手が、

東京でも可能になったわけです。

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高鮮度と高い品質をお届けする「トレーサビリティー」

羽田市場のもうひとつの強みは

その鮮度と並ぶ「高品質」です。

そのための工夫と取り組みが本来の軸になっているといっても過言ではありません。

羽田市場で取り扱われている鮮魚介類には、必ず以下の処理が施されます。

① 獲れた魚の血抜きや神経〆などの水揚げ後の鮮度管理

② 輸送中もより良い鮮度を保つための工夫

③ 魚の鮮度にこだわりを持った漁師、漁協との直接取引き

さらに代表者の野本良平さんは、「おさかなマイスター」の資格保持者。

全国各地の漁師さんに魚の鮮度維持に関する方法や情報の伝授を行い、

高品質の魚とその鮮度へのこだわりを漁師さんと一緒に構築しておられます。

羽田市場の強み

羽田空港内に拠点を置く事で、

現時点での最短の商品供給が可能となったことにおいては、

羽田市場は従来の鮮魚介類の流通を革新的に変えたといえるでしょう。

さらに、漁師さんへの鮮度維持のための取扱方法の伝授と、

輸送の際の鮮度劣化を極力抑える工夫によって、

これまで出来そうでできなかった「高品質鮮魚」を実現したのです。

さらに、水揚げ港と獲った漁師さんまでもがわかる「トレーサビリティー」を

実現しています。

この「新しい流通拠点」と「高品質な鮮魚と漁師さんの想いをのせた取扱い」こそが

羽田市場が注目されるポイントであると私は考えます。

羽田市場で魚を買いたい

羽田市場の利用は原則 WEB です。

まず「無料会員」(超速鮮魚BOXのみ購入可能 送料1,080円(税込)は自己負担) 

もしくは「買参会員」(1店舗につき年間会費32,400円(税込) 送料無料)の

いずれかに登録申し込みをします。

買参会員は「オンラインせり」の利用が出来ます。

WEB画面にてセリに参加していただくことで、競り落とした鮮魚が当日届きます。

羽田市場では現在(H28年11月)、WEBサイトにて、

一般消費者向けの「直販部」が開設されています。

取扱商品は「帆立」と「毛ガニ」です。

人気のため、「売り切れ」状態になるほどの人気ぶりです。

購入方法など詳しくは 羽田市場直販部

              [ご案内パンフレットはこちら]

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羽田市場の魚を食べたい

羽田市場の取扱い鮮魚介類はそれを仕入れた飲食店で食べることが出来ます。

デジキューBBQガーデン 新橋店        

笹塚 兎屋

和風居酒屋 神楽坂 吉               

てら川

てっぺん 自由が丘             

てっぺん 渋谷 男道場

まんま 新宿本店               

魚菜de酒めし 表参道

羽田市場の未来

現在、羽田市場は「流通の革命」という点にスポットが当たっています。

しかし、この先には、この新しい鮮魚流通によって、

それに携わるさまざまな人たちの生活や環境が変わってくるように思います。

まずは、衰退の一途をたどる、地方の一次生産者(漁師さん)の活性化です。

これまではいわゆる「3K」とされた職業で、昨今では漁獲量の減少や燃料の高騰、

後継者不足などで廃業が多く見られました。

収入面でも、苦戦を強いられていた業界ですが、

羽田市場の流通革命により

これまでと同じ魚を獲っても、その取扱いと新しい流通にのせることで、

高収入に結びつくようになってきます。

収入がある程度確保できるとなれば、人が集まり、産業として活性化します。

特に漁業は地方でおこなわれていることがほとんどですので、

「地方創生」につながるわけです。

次に消費者のメリットは、

やはり「高鮮度」で「産地と漁師さんが明瞭」な魚の確保ではないでしょうか。

これまでの流通では、

原産国や水揚げ港までの情報しか商品から得ることが出来ませんでした。

これが、いつ、どこで、誰によって獲られた魚であるかがわかるようになります。

養殖魚などでは、知りえた情報が

羽田市場によって「天然物」でも知ることが出来、安心して

購入することが出来るようになります。

出来るようで出来なかった天然物の「トレーサビリティー」の実現です。

関連記事  : 羽田空港内にオープンした「羽田市場」は新しい鮮魚流通の拠点になるのか

まとめ

2015年9月29日羽田空港貨物地区内の鮮魚センターにOPENした「羽田市場」ですが、この1年であっという間にその知名度は上がり、漁師さんとの提携も700件、取扱商品も取引先も日に日に増えてきているのはやはり「良いもの」だからでしょう。 「羽田市場」の注目もさることながら、代表者の野本良平さんの情熱もこの先の「羽田市場」をどのように進化させていくのか見守っていきたいですね。

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