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サメって食べられるの? どうやって食べるの?

公開日: : 最終更新日:2016/06/11 へ~なるほど。なお魚の話


サメといえば映画『JAWS』を思い浮かべる方も多いと思います。 海面に出た三角形の背びれが近づいてくるとおなじみのBGMが流れて、恐怖をあおるというアレですね。 このサメ食べた方はまだ少ないかも知れませんね。 今回は、昔から海には存在するのに我々の食卓にはなじみの少ないサメについてです。

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サメの食用の歴史

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昔からサメは、「臭くて食べられない」と言われて来ました。

古くから需要があったのは、その内臓から摂れる肝油や、高値で取引されるフカヒレくらいでした。

サメ類の水揚げ日本一を誇る宮城県気仙沼港でもサメは通常の魚の半値以下という安値で取引されてきました。

不人気の理由は、サメの死後に発生する「アンモニア臭」です。

サメが死ぬと、体にたまった尿素がバクテリアに分解されることでアンモニアに変化するといわれています。

それが強烈な臭いを発するのです。

これまではこのアンモニア臭とサメの獰猛なイメージも重なり、消費者に敬遠されてきたように思います。

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サメ肉がひそかに注目される理由

ところが、どういうわけか、近年、サメ肉の商品開発が盛んに行われるようになってきました。居酒屋チェーンでサメ料理のフェアを開催したり、水揚げ港で「サメバーガー」「シャークナゲット」「サメ肉コロッケ」等の制作販売を行ったりしています。

なぜ、今サメ肉の商品が次々と登場してきたのでしょうか?

一つの理由として考えられるのが、サメの身の海への廃棄が出来なくなったこと。

かつては、遠洋のマグロ漁などでは、マグロと一緒に網にかかるサメはヒレだけ切り取り、あとは海に捨てていたそうです。

しかし、1990年代以降、このポイ捨てが世界の大ひんしゅくを買うことになり、マグロ漁船はサメを体ごと港に持帰るようになったのです。

当然、水揚げ港には、これまでになく多くのサメが水揚げされるようになります。

そこで、消費者にもっとサメ肉を食べてもらおうと、さまざまな取り組みが始まったということなんです。

もう一つは、近年のヘルシー食材のブームです。

実は、サメの肉は「低カロリーで高たんぱく」さらにゼラチン質やコラーゲンを多く含む健康食材なんです。

ヘルシー志向の現代人にはもってこいの魚だったんですね。

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引用元:青い森の生活 ~La vie de Aomori~ さめ料理に挑戦

伝統食としてのサメ肉料理

「臭くて食べられない」として敬遠されてきたサメですが、日本でもごく稀に郷土料理として昔から食べられている地域があります。

広島県三次市、庄原市ではサメの事を「ワニ」といいます。 

ワニ料理はこの地域では、昔から食されていて、刺身、湯引き、煮こごり、炊き込みごはんなどで食べられています。

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引用元:広島おすすめグルメ 三次エリア むらたけ総本家でワニ料理(鮫:サメ料理)を食べて来ました♪

最近では、このワニ料理で町おこしも行うほどの熱の入れようです。

「ワニバーガー」「ワニ丼」「ワニカツカレー」「ワニまん」「ワニ巻寿司」などが商品化されています。 「ワニプリン」なるものも登場しています。

参考:ワニグルメ食べてみた

まとめ

広島県三次市で「ワニ料理」を食べてきましたが、気になっていた「アンモニア臭」もまったく感じることはなく、刺身はまったりとした食感と程よい脂があり美味しかったです。 そのほかにも野菜と一緒に特製味噌でいただく陶板焼きや、天ぷら、にぎり寿司も美味しくいただきました。 機会があれば是非ご賞味ください。 私が言ったお店は地元では有名なお店『むらたけ総本家』です。

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